クロストーク?おまかせください!
設計が容易で、自由自在な近接・照度一体型センサ
オスラム オプトセミコンダクターズの新ハイブリッドセンサによって、スマートフォンや類似デバイスへの近接および照度センサ技術の搭載が容易になりました。このセンサはエミッタとディテクタを組み合わせているため、多くのアプリケーションにおけるクロストークを排除します。通常、クロストークを抑制するには多くの努力を必要としますが、初めて、設計者も照度センサの感度を様々なスマートフォンカバーの透明性に適用することが可能になりました。
デジタルセンサSFH 7773は最高15cmまで離れた対象物を検知し、同時に周辺光の強さを計測します。5.3 x 2.5 x 1.2mmサイズのブラックラージパッケージはスマートフォンの透明カバーの後ろにあり、気付くことはほとんどありません。高効率の素子技術により、消費電力はスタンバイモード時で最高5μA、駆動時で300μAと低いため、携帯デバイスに最適です。
反射防止設計
近接センサは、発光した光信号の反射を受信することで対象物を検知します。しかし、例えばスマートフォンのカバーなども光をセンサに返してしまいます。いわゆるクロストークは通常光学的バリアを設置することで抑制されます。あるいは、カバーの反射がディテクタに届くのを防ぐ距離にエミッタを設置しますが、どちらの方法もかなり複雑です。しかし、オスラムがSFH7773を開発したことで、設計者はもはやクロストークを心配する必要がなくなりました。センサ内部ではエミッタとディテクタの素子がそれぞれかなり離れた場所に設置されています。さらに、パッケージに組み込まれた開口部がクロストークを防止、または激減させます。
ユーザ定義可能な感度
大幅な機能拡張のため、ユーザはI²Cインターフェースを介してディテクタの積分時間、ひいては近接センサの検知範囲を自由に選択できます。このようにして、照度センサもスマートフォンカバーの透明性に合わせて調整することができます。3~約65,500lux、および0.03~655luxの範囲まで、様々な感度レベルが有効です。オスラム オプトセミコンダクターズ センサプロダクトマーケティング責任者Bianka Schnabelは次のように指摘します。「つまり、今回初めてオスラムの顧客はそれぞれのアプリケーションに応じて、照度センサの作動距離から感度まで、デバイスを最適化することができるようになったということです。これにより、大幅に簡略化した設計作業および照度と近接センサ機能を組み合わせた柔軟な使用が、携帯デバイスのミドルセグメントにとってより魅力的なものとなりました。」
SFH 7773の使用およびクロストークの詳細については、http://www.osram-os.com/Appnote_SFH_7773をご覧ください。
オスラム オプトセミコンダクターズについて
オスラムはシーメンスのグループ会社で、2大照明メーカーのひとつです。その全額出資会社であるオプトセミコンダクターズは、ドイツ・レーゲンスブルクに本社を置き、可視光・赤外発光ダイオード、高出力レーザーダイオード、センサを取り扱っています。生産拠点をドイツ・レーゲンスブルクとマレーシア・ペナンに、北米の営業拠点をアメリカ・サニーベールに、アジアの営業拠点を香港に置き、世界中にセールスオフィスがあります。



