13.03.2008 概要
 

リサーチプロジェクトがレーザバーの新世代を実現

レーザバーのパフォーマンスを大幅に向上

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写真提供: オスラム
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BRILASI リサーチプロジェクトの一環として、オスラム オプトセミコンダクターズは発光効率、出力、寿命、ビーム品質などレーザバーの性能パラメーターを改善し、製品化に成功しました。既存の製造条件を踏襲し、光出力120 W、効率70%(Typ.)を達成し、波長910~980 nmのレーザチップを実現しました。

「この最新世代のレーザバーを使用すれば、オスラムは飛躍的にパワフルなコンポーネントを提供することができます。」オスラム オプトセミコンダクターズ プロダクトマーケティングマネージャー Dr. Jörg Heerleinはこのように語りました。 オスラムはレーザチップとレーザバーの供給に長年携わっており、最新世代のレーザバーを供給することで、ダイオードレーザを扱う全てのエンジニアに利益をもたらします。オスラムはまず50%フィルファクターのレーザバーを発売する予定です。このレーザバーの主なターゲットは、励起用半導体レーザや、材料加工用ダイレクトレーザで、120 W出力時、効率70%、波長910~980 nmのレーザバーに加えて、120 W出力時、効率62%、波長808 nmと880 nmのレーザバーの発売も予定されています。

フィルファクター20%のレーザチップも販売する予定です。このレーザチップは、さらにパワフルなコンポーネントの実現を達成し、ファイバーカップリングのアプリケーションに最適です。推奨出力80W、910~980 nmの波長幅のレーザバーの出荷を最初に予定しています。

新しいアプリケーションへのプラットフォーム

新しいパワフルなレーザバーは、現行品と同等の寿命を維持しつつ、更なる高出力を得ることを可能にしました。さらに、レーザシステムとしては、現在の出力を維持しつつ、小型化と信頼性の向上を得ることができます。

新しいレーザバーのサンプルはすでに供給が可能です。フィルファクター50%のレーザバーは2008年夏の出荷、ファイバーカップリングに適したフィルファクター20%のレーザバーは2008年秋の出荷を予定しています。

研究から実践へ

BRILASIリサーチプロジェクト(Brilliant High-Power Laser Diodes for Industrial Applications, FKZ 13N8601)はドイツ連邦教育研究省が中心となって始められました。プロジェクト執行組織はドイツ技術者協会(VDI)で、オスラムはプロジェクトコーディネーター役を務めています。プロジェクトチームは、レーザシステムやレーザ機器メーカー、研究機関の代表者などさまざまなメンバーで構成されています。プロジェクトにおいて、産業用アプリケーションのダイオードレーザの効率や信頼性を高めることを目標としました。オスラムは、光出力100~170Wで20,000時間の連続波または長パルス(発光波長や実装条件による)で使用可能であるレーザバーを用い、このプロジェクトの目標を達成いたしました。この実現に当たっては、エピタキシャル構造の最適化、特に電気的損失を最小限に減らすことが鍵となりました。光吸収の損失を増加させることなく、電気的抵抗を減らすことが可能になりました。また、レーザ共振器構造も改良されました。

 

オスラム オプトセミコンダクターズについて

オスラム オプトセミコンダクターズは2大照明メーカーのひとつオスラムの全額出資会社です。主な製品は可視光・赤外発光ダイオード、高出力レーザダイオード、センサです。本社をドイツ・レーゲンスブルクに、生産拠点をマレーシア・ペナンに置き、全世界で4,000人以上の従業員を擁しています。2007年度の売上は5億2000万ユーロを超えました。http://www.osram-os.com

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